ロボジー

TOHOシネマズで。
吉高由里子かわいいし、濱田岳さんいいっすね。会見での声のかすれっぷりは好きです。
大御所のASIMOにも登場していただいたら箔がついたのにねぇ。
クスクス笑えたし西田尚美さんが出ててたのがわかっていてもやっぱり嬉しいですね。

ひとりの爺さんと3人の青年の距離感がとてもよかったです。反目し合いながらもおたがいに「ほっとけない間柄」になっていくさまが微笑ましかった。ラストの鈴木さん(五十嵐信次郎)の「にやり」は好きですね。そこにあの人達の関係性が集約されてて。

あれだけ「ほぼ人間」な動きしてたら、まぁ疑惑の対象になるよね。むしろあの段階まで持ったのが不思議なくらい。根拠が「中に人が入ってるなんてあほらしくて思わない」というのはまぁ「それも無しでもないかもしれんけどそれ言っちゃおしまいじゃないの?まぁでもそこが盲点って言ってるんだよね、ふむふむ」というなんともふわふわとしたもので、まるで綱渡りなんですよね。そのふわふわした根拠がこの映画を支配している弛緩した空気の原因なのかなぁと思いました。うん、そんなゆるい感じの映画でしたね。良い意味でも悪い意味でも。