iPhone用パスワード管理ツール・iKeePassの設定
パスワード管理ツールにID Manager、1Passwordなど使ってきましたが、最近はもっぱらKeePassな僕です。
Windowsマシンがメインだった際に使ってたID Managerはシンプルで日本語ネイティブだしポータブル版があるのでかなり重宝してました。でもMacをメインにスイッチしちゃったので使えない…。
そこでMacでもWindowsでも同じフォーマットのDBファイルを使えるKeePass/KeePassXに移行しました。DBファイルを同期させておけば幸せなので。
しかしあとひとつヘビーユースのデバイスがあります…。そう、iPhoneです。
KeePassのiPhone実装のひとつであるiKeePassは日本でのリリースがなかなか実現しなかったので、しばらくは1Passwordを使っていました。でもそもそもMacで1Password使ってないから旨みはないんですよねー。
そして、そうこうしているうちに最近ようやっとiKeePassが入手可能となったので飛びついたわけです(つっても結構前ですが)。そこで母艦のDBファイルをiKeePassにインポートしてみました。
iPhoneでの作業1
- WifiをONにしてアプリを立ち上げる。
- Accounts + ボタンをタップ。
- Add a new databse + ボタンをタップ。
- HTTP Server (local) を選択。
- Start HTTP Server をタップ。iKeePassがHTTP Serverを立ち上げる。
- 2. Enter the following address in your Web client on your PC の欄が http://192.168.24.97:0 >> http://192.168.24.97:53461 というように変化。
Mac, PCなど母艦での作業
- iPhoneでの作業1-6.で表示された内容を母艦のブラウザのアドレス欄に入力しアクセス。「選択されていません」となっているので「ファイルを選択」ボタンをクリック。
- 同期させたいKeePassのDBファイルを選択。
- 「Submit」ボタンを押して確定。
iPhoneでの作業2
- Upload your iKeePass file. 欄のメッセージが「New database uploaded」になっていることを確認し、 Stop HTTP Server and Return をタップ。
- 無事にDBがひとつ加わりました。ここで Get Database and Ssave ボタンをタップ。
これで完了です。
確認
とりあえず以上で完了です。注意点としては母艦のKeePassのバージョンが1.xであることです。そうじゃないとインポートできないみたい。 これは次期バージョンでは改善されて2.x系もいけるようになるようです。(http://ikeepass.de/bl0g/?p=297)
個人的にはゆくゆくは自宅のサーバにDBファイルを置いてiPhone内のDBファイルと同期させたいなと思っています。なんとなくパスワード関係のファイルをDropboxに預けたくないんですよねー。
使用上で気になった点は、希望の値の上でタップするとクリップボードにコピーされるのですが「コピーしました」みたいなメッセージが出ない、編集ができないなど。このあたりもそのうち改善されるといいですね。
KeePass : KeePass Password Safe
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iKeePass :
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