名証IRエキスポ2009に行ってきた
名証IRエキスポ2009に行ってきました。
以下、感想やらメモやら。
開場とほぼ同時に入場。おじさまおばさまが多い。
10:50〜11:50/小飼弾氏/株は毛深い〜株式投資の毛とは何か?〜
流れは404 Blog Not Found:名証IR EXPO 2009で講演しましたよりスライド参照。
スライドにはない部分や質疑応答で印象に残ったところを。
- ものの値段の決まり方 --iPhoneを例に
- 需給バランス
- コスト → 株にはこの概念がない
弾さんがヒントを出してくれるまで「コスト」の考えはすぐには浮かんでこなかった。頭が「株頭」になってたのかな?
- 弾さんの重視している「毛」は?
- 「製品が好き」
最近「ホンダが昔から好きだから買おうかなー」と思ってた。好きな企業なら株価下がったときにのストレスの許容度がほかの銘柄より大きくなるしねw
- 単元株の購入コストをさげたことについては堀江さんを支持。
- 失敗したときに「俺が悪い」と思える人に明日は来る。他人のせいにしたらダメ。
- Blogにおける若い人たちへのアドバイスをする際の姿勢
- 人のためにというよりは、自分がやりたいから。
404 Blog Not Found:与えよ、されば求められん - 書評 - あなたがあたえる
このエントリを思い出した。
- 未上場と上場の狭間にあたるものを夢想している。
「夢想」という言葉がすんなり腹に落ちてきて、思わずひざを打った。
せっかく二度もご指名いただいたのですが、声が聞きづらいのと質問の意図の私の理解不足と緊張でまともな回答ができませんでした...。
おじさまおばさまに、楽天イーグルスのマークや、孫正義&スティーブジョブズがわかったのかなw?これは若い私たちへのサービスですよね☆
13:05〜14:20/辛坊治郎氏/ニュースの裏を読む
さすがにお話が上手でした。
ニュースには「事実であって真実ではないことがある」とのこと。その例として様々な食品偽装問題を例に、面白くわかりやすく説明されていました。
個人的には特に目新しい概念はなかったのですが、「おじさまおばさま方がこれでメディアリテラシを少しでも身につけられるといいなー」と思いました。・・・って偉そうですね、すみません^^;
で、最終的には「この国の最高権力者は世論である」というのが命題でした。
ここはちょっと違和感があって、「世論を煽るのはメディアじゃないの?」と私は思ってます。ついでに言うと、正直なところ私はまだ世論を信じられません。「衆愚」について最近は良く考えます。
「たかじんのそこまで言って委員会」や総理大臣へのぶらさがりの裏話、果てはビジネスの成功の秘訣まで幅広かったです。
「『馬上枕上厠上(ばじょうちんじょうしじょう)』が考え事するにはもってこい」とのこと。iPhoneも買ったし気づきをどんどんメモっていきたい。
14:30〜15:45/ぐっちーさん氏/史上最強金融マンが斬る、瀕死のアメリカ経済とこれからの日本
スライドをShare and Discover Knowledge on LinkedIn SlideShareあたりに公開していただけると復習がでるのでうれしいですね。
アメリカのマネーサプライの青天井ぶりには驚いた!
- 日本の経済は捨てたものじゃない。
アメリカ型経済あるいは企業経営に変化している日本の現状に対する異を唱えられたくだりでした。
変化を伴う時は「旧態依然とした体質を変えよう!」という意見と「従来の良いところをスポイルしてはいけない!」という意見が綱引きしあうんですよね。こんなとき私は頭が混乱してしまうのです。よい解決方法はないですかね?PDCAを繰り返すしかないのかな?
- ゴールドマンサックスの黒字決算は粉飾だ!
私はぐっちーさんを存じ上げなかったのですが、お話も上手で聞き入ってしまいました。
さっそくBlogをRSSリーダに登録しました♪
講演エリアと企業ブースエリアがつながっているため、お互いの音がもれ聞こえる状態でした。以前行ったサマーソニックみたいだったw
そのため講演者はしゃべりづらそうでした。辛坊さんもそのあたりは言及されていましたし、弾さんも客席の声が聞きづらそうに見受けられました。
私も弾さんの声が聞きづらかった><。前から4列目だったんだけど・・・場所が悪かったのかな??
今のところ私は山崎元さん信奉者なので、素人の自分が積極的に株式を売り買いはしない。というスタンスです。
しかし、ぐっちーさん氏のお話など聞くと、金融・経済の世界とても興味深く、
また、弾さんの「『製品が好き』という理由で株を買う」*1というのは金融商品に対する投資というよりは、経済への消費以外での参加という意味では有意義だと思いました。
これからも横目で市場をチラ見しつつ、興味がわいた商品があればさらに一歩進んで掘り下げていくのも良いなぁと思いました。