VirtualBox で Ubuntu Server on Ubuntu Server。 (1) VirtualBoxのインストール

Linux_Downloads - VirtualBox : Debian-based Linux distributionsを参考にインストールします。ちなみにHOSTとなるUbuntuの属性はこちら。

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=11.10
DISTRIB_CODENAME=oneiric
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 11.10"

1. apt のリポジトリ追加

上記よりディストリビューションはoneiricなので、/etc/apt/sources.listに以下の記述を追加。

deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian oneiric contrib

2. Oracle の公開鍵を追加

$ wget -q http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian/oracle_vbox.asc -O- | sudo apt-key add -

3. virtualbox のインストール

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install virtualbox-4.1

4. dkmsのインストール

dkmsというツールがあって apt-get upgrade のたびにカーネルのバージョンアップをしてくれるようです。これをインストールするようにとのことですが、以下のように既存だったので今回はスルーします。

$ dpkg -l | grep dkms
ii  dkms                                 2.2.0.2-1ubuntu4                        Dynamic Kernel Module Support Framework

5. 拡張パッケージのインストール

Ver4.0からVirtualBoxは複数のコンポーネントに分離されたとのことです。以前のバージョンはオールインワンだったようですね。基本パッケージと拡張パッケージに分けられたようです。で、この拡張パッケージをインストールしておきます。

$ wget http://download.virtualbox.org/virtualbox/4.1.6/Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-4.1.6-74713.vbox-extpack
 :
Saving to: `Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-4.1.6-74713.vbox-extpack'

100%[==============================================>] 9,585,392   2.85M/s   in 3.7s

6. 作業ユーザをvboxusersグループに所属させる

$ sudo usermod -a -G vboxusers naoyes

以上でVirtualBoxのインストールは完了とします。

次回は「ゲストマシンの作成」です。