アベンジャーズ
「アイアンマン」しか観ていない状態で映画館へ。字幕3D(マスターイメージ方式)で鑑賞。配布の3Dメガネは「メガネ on メガネ」しづらかったのでクリップオンの3Dレンズを買いました。
144分と長尺なのは各ヒーローたちの出自をそれなりに明らかにする必要があるからでしょうね。なので冒頭が正直ちょっと長いよなぁと思わなくもなかったですが彼らの出自を明らかにしつつも物語は推進力を持っているのでなんとかついていくことができました。
すべての作品を知っているわけではないのでそれは逆に作品同士のリアリティラインの矛盾(それがあればですが)が気にならないという利点がありましたね。
ハルク(マーク・ラファロ)はどうして自制できるようになったんでしょ?あとホーク・アイ(ジェレミー・レナー)のマインド・コントロールが抜けた件ってちゃんと確認しなくてもいいのかね?と思っちゃいました。
が!
「ま、細かいことはいいぢゃん」ってのがこの映画のスタンスでしょうから頭の隅に追いやって、厨二病なロキ(トム・ヒドルストン)たんのルサンチマンからなるオイタの始末にシールドのなんか秘密裏に考えていることが軽くスパイスづけされて
魚器を思わせる巨大クリーチャーの存在感はよかったな。あんな巨大なのが空泳いでたらけっこうアガると思う。機械クリーチャーとしては「第9地区」を想起しました。
個人的にはハルクが良かったな。内気で臆病な狂気とその狂気が開放された結果の爆発力はいいね。マリオがスター取ったのと変わんないじゃん、アレ。で、爽快感はマリオ以上だと思う。
ただ、3Dの効果はほぼ皆無!こんなんだったら2Dで全然良かったよ。
トータル・リコールでアクションお腹いっぱいだったのでそのへんは若干食傷気味だったのですが、裏切りのサーカスをトータル・リコールとアベンジャーズの間にはさめばよかったですね。日程的に厳しいけどw