アルゴ

フィルムっぽいザラッとした感じの映像が良い。あとキャストが実在のモデルにそっくりなのな。笑った。タバコ吸いすぎ。見てると吸いたくなるような食傷気味になるような。
レスター・シーゲル(アラン・アーキン)とジョン・チャンバーズ(ジョン・グッドマン)の存在がいいね。好々爺たちがキャフキャフしながら一生懸命ふざけてる感じがいい。
なにもかもがいい感じにギリギリすぎるのとトニー・メンデス(ベン・アフレック)がアメリカに無事戻ってから別居していた妻のもとに帰るんだけどその動機づけが正直わかんないとこは気になった。

命令に背いて作戦を決行した主人公 トニー・メンデスの判断やマーク・リジェク(クリストファー・デナム)の空港でのペルシア語での対応など、システムの想定しない範囲でのプレイヤーの自己判断による状況対応が奇跡を呼ぶ。かなりうまくいく過ぎではあるけど(笑)
ハードも大事だけどやっぱソフトも大事ということか。ソフトを育てるシステムつまり教育というのが重要だよね。で、その教育制度を作るのは人間 (= ソフト)であって…。属人性が関与する部分の多寡っていうのはいつも興味のあるところ。

ま、ひとつ言えるのは分かりやすいワードがあるとプロジェクトって推進しやすいんだよね。なので賞賛の意味を込めて、、、

Fuckin' ARGO!